勉強しているのに成果が出ないと感じている方へ
2020/05/22
勉強しているのに成果が出ないと感じている方へ
堺市の塾トライプラス大野芝校は、小学生、中学生、高校生対象の堺市中区にある個別指導塾です。
いつもより頑張って勉強したのに定期テストや模試で期待していたような成績が取れなかった、日頃勉強していても自分ができるようになっているように感じられないという方もいるのではないでしょうか。
今回は、そういった「勉強しているのに成果が出ない」と感じている方へのアドバイスです。
〈目次〉
1. 集中できているか
2. テスト(アウトプット)できているか
3. 繰り返し勉強(復習)できているか
4. 本当に理解できているか
5. 正しい内容を正しいやり方でできているか
6. ただし・・・
〈本文〉
1. 集中できているか
勉強は理解してなんぼ、覚えてなんぼ、類似問題を初見で解けるようになってなんぼのものです。
授業を受けている時でも、自分で勉強している時でも、後で覚えようとか考えずに、その時にできるだけマスターするんだというつもりで勉強することが大切です。
2. テスト(アウトプット)できているか
インプットの勉強でも、最終的にはそれをアウトプットできて初めて役に立ちます。日頃から常にアウトプットを意識して勉強することが大切です。
また、頻繁にテストを取り入れた勉強がおすすめです。
例えば漢字や英単語を100個覚えるとしましょう。まずいきなりテストします。それでできたものはもうOKです。できなかったものだけ短時間覚えてすぐもう一度テストします。そしてまたできなかったものだけを覚えてテストします。これを繰り返して100個覚えるという方法です。この方法はテストを利用することで集中して勉強できることと、テストするたびに数が減っていくので効率よく勉強できるのがいいところです。ただし、残り10個ぐらいまで残ったものは自分が特に覚えにくいものなので特にしっかりと復習するようにしましょう。
3. 繰り返し勉強(復習)できているか
皆さんも忘却曲線の話はご存じでしょう。人間は一度覚えたことでも何も復習しないでおくと1日でも半分以上のことを忘れてしまいます。そこで、長期記憶に結び付けるためには、次の日や1週間後などに見直す必要があります。例えば1時間かけて覚えたことなら10分ずつでもいいので次の日、1週間後、1か月後と定期的に見直すようにしましょう。
また、以前のブログでも紹介しましたが、「繰り返し勉強」は、とても効率の良い学習法です。別々のテキストを2冊勉強する時間で、1冊のテキストなら3回は勉強することができ、そのほうが効果が高いことが多いです。
4. 本当に理解できているか
本当に理解できているかどうかは、人に説明できるかどうかでわかります。また、白紙の紙に、覚えたことをどれだけ書けるかでも確かめることができます。
勉強は積み重ねです。中途半端な理解で先に進むよりも、しっかり理解してから先に進むようにしましょう。
5. 正しい内容を正しいやり方でできているか
やっている勉強内容が目的とずれていれば成果は期待できません。また正しいやり方ですることも大切です。
不安がある場合は、塾の先生に相談するのがいいと思います。また、ユーチューブや友達の意見も参考になると思います。
6. ただし・・・
いろいろと書いてきましたが、神経質になりすぎるのもよくありません。成績は直線のようには上がっていかないので急ぎすぎないでください。
例えば英語の定期テストでも、いくらその範囲の勉強ができても、単語など全体的な英語力がなければいい点数を取るのは難しいでしょう。
数学でも、地道に勉強を続けていくうちに、だんだん計算ミスが減ってきたり数学的センスが身についたりしてくると思います。
勉強ができているだけでもすごく立派です。多くの人は勉強をすること自体ができません。
後は少しずつ効率を上げていけばいいのです。
頑張って下さい。