入試本番で緊張しなくなる方法

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入試本番で緊張しなくなる方法

2020/11/14

入試本番で緊張しなくなる方法

堺市の塾トライプラス大野芝校は、小学生、中学生、高校生対象の堺市中区にある個別指導塾です。

今回のブログでは、入試本番で緊張しなくなる方法についていくつか紹介させていただきます。

私個人の意見ですが、参考にしていただければ幸いです。

1. 自分のやったことを考える

入試前や入試本番では、ついつい自分のやっていないことやできないことを考えてしまいます。「自分は○○ができない」、「もっと○○の勉強をしとけばよかった」、「みんな○○という参考書をやっているのに自分はやっていない」などです。しかし、苦手な勉強内容や手薄な勉強範囲がない人はほとんどいないし、世の中のすべての参考書をやった人は存在しません。また、今更そんなことを考えてもどうすることもできません。

それよりは、自分のやってきたことやできるようになったことを考えましょう。「自分はこれはやった」「これはできるようになった」とポジティブに考えてください。

また、緊張しやすい方は、(可能なら)自分の一番使い込んだテキストを試験会場に持っていきましょう。ボロボロになったテキストを眺めているだけで自信が付き、緊張がほぐれます。

2. 大きな失敗がなければ良しとする

入試本番で普段以上、実力以上の結果を出そうと考えてもなかなかうまくはいきません。緊張してかえって悪い結果を招いてしまうこともあります。

逆に、「大きな失敗さえなければいいや」と考えたほうがリラックスして実力を出すことができ、いい結果につながるのではないでしょうか。

「大きな失敗」とは、遅刻、名前の書き忘れ、大幅なマークミス、大きな時間配分ミスなどです。

遅刻はさておき、「大きな失敗」もリラックスしていればする可能性は低くなります。

3. 試験が終わった後の楽しいことを考える

けっこう私は緊張しやすいほうです。そんな私がいつもやっているのがこの方法です。

私は、何か緊張しそうな大きなことがある時は、「その日の夜に誰かと食事に行く」とか「次の休みに誰かと遊びに行く」とか、あらかじめその後に楽しい予定を作っておきます。そして、緊張した時にはその予定のことを考えるようにしています。楽しい様子をぼんやり思い浮かべることもあれば、「何を食べようかな」「何の映画を見ようかな」と具体的に考えることもあります。それで不思議と緊張がほぐれます。

緊張しやすい方は一度試してみてください。趣味など自分の好きなことを考えてもいいし、受験生の皆さんなら、受験が終わった後にやりたいことでもいいと思います。

試験開始までに心を落ち着かせておきたいですが、試験時間中でもかなり緊張した時には少し立ち止まって考えてみてください。時間はロスしますが、緊張したままで実力が出せないよりいいと思います。

4. 休み時間ごとにトイレに行く

長時間椅子に座っていると、体が固まり頭もぼうっとしてきます。そこで、精神的にも肉体的にも緊張をほぐすために、休み時間にはトイレに行くようにしましょう。行きたくなくてもです。体を動かし、新鮮な空気を吸いましょう。

また、窓から遠くの景色を見ることによって、目の緊張や疲れもとっておきましょう。

5. 終わった試験のことを考えない

前の試験がよくできたと思ってもあまりできなかったと思っても、1つの受験が全て終わるまでは終わった試験のことは考えないようにしましょう。

特に、休み時間に友達と前の試験について話をするのはよくありません。自分のできなかった問題を友達ができていることを知ったり、自分ができたと思っていた問題が実は間違いだったと知ったりして自信を無くし不安になってしまうこともあります。

どちらにしても、終わった試験のことをその時考えてもしょうがないです。

休み時間はゆっくりするか次の試験のことを考えましょう。

〈あとがき〉

全く緊張しないという性格の方もいるでしょうが、自分にとって本当に大事な試験、今までの自分の努力が試される試験だと思えば、緊張して当たり前だと思います。

ですので、緊張をある程度受け入れる必要もあるでしょう。適度な緊張が自分の能力をより引き出してくれることもあります。

しかし、本番での緊張のし過ぎには注意しなければなりません。緊張しやすい方は特にです。

緊張への対処法をいくつか紹介させていただきましたが、ポジティブ(肯定的、前向き)な考え方が基本です。

参考にしていただいて、少しでもお役に立てれば嬉しく思います。