公立高校入試の300字作文の書き方

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公立高校入試の300字作文の書き方

2021/01/14

公立高校入試の300字作文の書き方

堺市の塾トライプラス大野芝校は、小学生、中学生、高校生対象の堺市中区にある個別指導塾です。

今回は、公立高校入試の国語で出題される300字作文の書き方について簡単に説明させていただきます。いろんな書き方があり、ここで紹介するものは1つの案にすぎませんが、参考にしていただければ幸いです。また、入試問題が大きく変わり、300字作文が出題されない可能性もありますので予めご了承ください。

1.公立高校入試の国語高得点の鍵は作文にあり!

公立高校入試の国語は試験時間に対して問題が非常に多く、現代文ではかなり難しい内容の本文が出ます。そこで得点の鍵となるのが作文、古文、漢字です。特に作文は配点も非常に高く、条件と字数制限を満たして書きさえすれば必ず点数がもらえます。初めから諦めてやらなかったり、時間切れでできなかったということのないようにしてほしいと思います。

2.300字作文の書き方

作文は以前は独立した大問でしたが、ここ数年は現代文の大問の中で出題されています。しかし、基本的な書き方は同じです。現代文の大問の中で出題される場合は本文をきちんと理解することなどが必要となりますが、ここでは作文という部分に限って説明させていただきます。

時間配分は、全体の試験時間と問題から考えると長くて15分短くて10分ぐらいがいいと思います。ここでは12分で書くと想定しましょう。

まず問題を読み、何を書かないといけないかや条件をしっかりと確認します。どんな問題についてもそうですが、問われていることに対して条件を満たして答えるということが一番大切です。

ここまではいいと思いますが、問題はその後です。ここですぐに書き始めてはいけません。この後の作業を簡単にまとめると、「アイデアメモ⇒構成⇒書く」ということになります。

まず、書きたいと思う内容を思いつくままにどんどんメモしていきましょう。これがアイデアメモです。単語でも文章でもいいのであまり考えこまずに箇条書きでどんどん書いていってください。問題を読むところからここまでに3分くらいかけていいと思います。

次に、自分のアイデアメモを見ながら、何を中心に何をどうつなげて書くかを考えます。これが構成です。300字作文の場合は結論や中心となる内容は1つがいいと思います。どの結論を使えば300字のボリュームになるのか、結論を導くために何を使ってどう説明するのかなどを考えて、アイデアメモに矢印などを付けていきましょう。この時ボリュームが足らないと思ったら付け足す内容も考えてください。この作業に3分くらいかけていいと思います。

構成までできて初めて実際の作文を書き始めてください。書く時間は6分程度です。作文では見直しや書き直しはないと考えてください。また、途中で手が止まってしまったら失敗だと考えてください。アイデアメモと構成で書くことをしっかりと決め、一度書き始めれば最後まで書ききって終了となります。

3.作文の練習しましょう

以上が300字作文の書き方です。

他にも「原稿用紙の正しい書き方」や「です・ます体かだ・である体で統一する」、「ら抜き言葉を使わない」、「どういう構成で書けばいいか」などいろんな勉強内容がありますが、一番大事なことは、何回も実際に書いて練習することです。上述した「アイデアメモ⇒構成⇒書く」の時間配分はあくまでも目安です。この順番をしっかり守りながらも実際には自分に適した時間配分でやってもらえればいいと思います。

そして、書いたものを添削してもらうというのも大切なことです。できれば学校や塾の先生にしてもらいましょう。

4.あとがき

公立高校入試の国語にとって作文は最大の得点源です。全てのレベルの生徒に頑張ってやってもらいたいと思います。

公立高校を受験する予定の中学3年生の皆さん、只今トライプラス大野芝校では「公立高校入試対策コース」として生徒を募集しています。入試レベルの問題を解けるようにするための、また学力検査本番で1点でも多く点を取るための授業です。もちろん、300字作文の書き方も勉強します。入試本番(特別2月18日、一般3月10日)まで残り期間は少ないですが、ぜひトライプラス大野芝校への入塾をご検討ください。

ご連絡、心よりお待ちしております。

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