トライプラス大野芝校。子どもの学力は、親の社会経済的背景で決まるか。

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トライプラス大野芝校。子どもの学力は、親の社会経済的背景で決まるか。

2019/12/09

トライプラス大野芝校。子どもの学力は、親の社会経済的背景で決まるか。

堺市の塾トライプラス大野芝校は、小学生、中学生、高校生対象の堺市中区にある個別指導塾です。

先日私が読んだ教育雑誌の中に、「子どもの学力は、親の社会経済的背景で決まる。」という記事がありました。そこでは、世帯年収や親の学歴と子ども(小6と中3)の学力(国語、算数数学)が相関関係にある(あくまでも割合の問題ですが)という資料が載せられていました。

私は、「子どもの学力は、親の社会経済的背景では決まらない。」と考えています。それではなぜ、このような相関関係を示す結果となってしまったのでしょうか。

私は、「教育に対する考え方」の違いだと思っています。教育をどれだけ重要に考えていて、自分の子どもにどれだけの教育を望んでいるかの違いです。単に高額な塾に通わせるかどうかということではありません。親の考えというものは自然と子どもに伝わるものです。勉強について親がどう考えていて、自分に何を期待しているかということは、小学生高学年にもなればわかってきます。

もちろん親は、やさしさや思いやりが勉強よりもっと大切だということを教えなくてはいけません。また、勉強ができるかどうかで人の価値が決まるのではないというようなこともそうです。しかし、もし親が教育を重要視し子どもの将来を思うなら、教育の重要性を親がもっと認識し確信し、教育の大切さを子どもに正しく教えていく必要があります。そして、子どもがある程度の年齢になるまでは、親が子どもの将来を予想し設計して、子どもを導いてあげる必要があると思います。

そしてこのことは親の年収や学歴とは関係ありません。子どもは、親の考えや気持ちを見ています。経済的理由から高額な塾に通わせることができなくても、そんなことで子どもはへこたれません。

私は、より多くの親御様に、もっと子どもの教育のことに熱心になってほしいと思っています。