自宅で勉強するコツ! 新型コロナウイルス対策 受験勉強
2020/04/20
自宅で勉強するコツ! 新型コロナウイルス対策 受験勉強
堺市の塾トライプラス大野芝校は、小学生、中学生、高校生対象の堺市中区にある個別指導塾です。
現在、大阪府に非常事態宣言が発令され学校が休みになっています。
また、なるべく人との接触や外出を避けようということで、塾や図書館での自習もできにくい状況です。
しかし、なかなか自宅では勉強する気になれないという方もいるでしょう。
また、誰でも自宅でひとりで長時間勉強していると、ついついだらけてしまいだんだん手を抜いてしまうものです。
そこで今回は、自宅で勉強するコツ、特に受験生が長時間自宅で勉強する時のコツについて考えてみたいと思います。
〈目次〉
1. 計画を立てる
(1)その日の目標を決める (2)勉強する時間を決める
2. 確認の機会を多くする
3. 目以外の音読や書く勉強をする
4. 誰かに報告する場を作る
5. まとめ
〈本文〉
1. 計画を立てる
まず、一番大事なことは計画を立てて勉強するということです。
自分の勉強内容にしっかりした目的が無かったり不安があったりすれば、モチベーションが上がらず集中して勉強できないでしょう。また、ただ「できるだけ頑張る」というのでは、だらけてしまって当たり前かもしれません。
(1)その日の目標を決める
この学校の休み期間中に勉強する内容を決めるのはもちろんですが、1日1日の目標も決めるようにしましょう。
最初は勉強時間とその時間でできる勉強量の関係がわかりづらいかもしれませんが、だんだん例えば1時間でどれぐらいのことができるのかがわかってくると思います。
そこで、毎日勉強内容ごとに、今日はどこまでの内容をどうできるようになるまで勉強するというように具体的な目標を決めて勉強するのがいいと思います。
例えば、英単語なら、今日新しく覚える100個と昨日覚えた100個を1語1訳が完全に即答できるまで勉強しようというような感じです。
ただし、くれぐれも無理な目標を立てないように注意してください。
(2)勉強する時間を決める
「できるだけやる」だと「なるべくやる」になり「気が向いたらやる」になってしまいかねません。
また、勉強開始時間を決めていないと、勉強を始めようとするたびにモチベーションが必要になります。
勉強する時間を決め、学校の時間割のように「決定事項」と自分に言い聞かせましょう。
実際には目標(ノルマ)が達成されればいいのですが、とりあえずは時間で計画を立てましょう。
大学受験生の場合だと、「12時までの午前中に3時間、13時から17時ぐらいの昼間に3時間、18時以降の夜間に3時間」で、1日9時間になります。
もっと朝型だという方は午前中の勉強時間を増やしてもいいし、夜型だという方は午前中の勉強を夜中にもっていってもいいと思います。ただし、あまり連続になりすぎないように、3時間を3セットぐらいにして途中で食事や休憩をする方がいいと思います。
どちらにしても、朝方夜型で時間帯は変わってもいいですが、毎日決まった時間に勉強するようにしましょう。
2. 確認の機会を多くする
頻繁にテストをしながら勉強するようにしましょう。
テストという区切り(メリハリ)や目標があることで集中して勉強することができます。
また、自分が本当にできるようになっているのかを確認しながら勉強することができます。
例えば、ある内容を1時間勉強するとしましょう。まず、その勉強内容を3つに分けます。最初の内容を10分で覚え5分でテストします。同じように3つともやれば45分かかります。その後全範囲のテストを10分でして、最後の5分はもう一度見直しをやるというようなやり方です。
どんなテストでもいいです。自分で最適な確認の仕方を考えてください。
例えば、私が受験生のころは、理科や社会の勉強の時、10分で覚えたことを白紙の紙にどれだけ書けるか書いてみるというようなこともしていました。
3. 目以外の音読や書く勉強をする
目だけを使った勉強をずっとしていると、飽きてきたり眠たくなったりすることがあります。そんな時は、普段は黙読しているものでも音読してみましょう。自宅なら周りに気を使う必要がないでしょう。また、普段は書いて覚えないものでも、あえて書けばいいのです。
また、音読は英語と国語の勉強に欠かせません。音読練習をすることで読み飛ばしをしないようになります。さらに、英語では、速読やリスニングの勉強にもなります。
音読は、一番自宅でやりやすい勉強なので、この際、音読の勉強を増やしましょう。
また、思わぬ休みで勉強できる時間が増えたので、普段はできないような時間のかかる勉強もある程度できるでしょう。
例えば、数学の問題でも模範解答を見た後にもう一度それを紙に書いてみましょう。理科や社会の勉強でも、図や表を自分で書いてみてください。理解が深まるし、思わぬ自分の弱点を発見できるかもしれません。
4. 誰かに報告する場を作る
ひとりで勉強していると、どうしても孤独を感じ不安になったり、モチベーションが下がったりしてしまいます。
そこで、塾の先生や友達や家族に自分の勉強を報告しましょう。
TwitterでもlineでもOKです。
また、自慢でもぐちでもOKです。
同じ目標を持つ友達なら励ましあうことができるし、塾の先生ならいいアドバイスをもらえるかもしれません。
ただし、くれぐれも相手を間違えないように気を付けてください。
5. まとめ
自宅で長時間勉強するコツは、「計画を立てて、自分でいいと思う勉強内容を規則正しくやる」「集中力やモチベーションを維持できるように自分で工夫して勉強する」「自宅で長時間という条件に合った勉強をする」などです。
新型コロナウイルスの影響で先行きの不安な状況ですが、頑張って下さい。
周りの受験生もほとんどの方は勉強しています。また、周りの方以上に頑張れば、成績を上げるチャンスでもあります。
ただし、無理のし過ぎにも気を付けてください。自分なりに余暇を楽しんだり、塾の先生や友達や家族と話したりして、ストレス解消もしてください。