参考書の選び方 (小中高生 全教科 受験対策 定期テスト対策)

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参考書の選び方 (小中高生 全教科 受験対策 定期テスト対策)

2020/04/23

参考書の選び方 (小中高生 全教科 受験対策 定期テスト対策)

堺市の塾トライプラス大野芝校は、小学生、中学生、高校生対象の堺市中区にある個別指導塾です。

今回は、参考書(問題集も含む)の選び方について紹介させていただきます。

〈目次〉

1. 参考書選びの重要性について

2. 参考書を選ぶための前提条件

3. 参考書を選ぶポイント

(1)学習内容について(2)レベルについて(3)量について

4. まとめ

〈本文〉

1. 参考書選びの重要性について

学校や塾の授業でも自分で勉強する時でも、私たちは何かしらのテキスト(教科書やプリントや参考書や問題集や映像など)を使って勉強します。

私たちの体が過去に食べたり飲んだりしたものからできているように、テキストの内容が私たちの学力(知識や能力)となります。(授業の場合は、教師がテキスト以外の内容も教えることはありますが、テキストが基軸となっていることに変わりはありません。)

ですので、同じ人が同じ時間と労力で勉強しても、使う参考書によって得られる成果は全く違ったものとなります。

このブログも参考にしていただいて、より正しい手順で参考書を選んでほしいと思います。

2. 参考書を選ぶための前提条件

参考書を選ぶには、自分の今のレベルと目標とするレベルがわかっていることと、具体的にどんな能力をどれぐらいの時間をかけて身に付けたいかが決まっていることが前提条件となります。

つまり、学習計画を立て、それに当てはめていく形で参考書を選ぶということです。

莫大な数の参考書には、たしかにできのいいもの悪いもの、人気のあるものないもの、自分のフィーリングに合うもの合わないものなどがあるでしょう。

しかし、そういった観点で選ぶ前に、まず自分の目的に合っているかどうかで絞り込む必要があります。

3. 参考書を選ぶポイント

前述したように、参考書を選ぶ最大のポイントは自分の学習計画に合っているかどうかです。ここではもう少し詳しく考えてみたいと思います。

同じ内容で同じレベルの勉強を複数の参考書を使って勉強する必要はありません。1つの参考書を繰り返し勉強してより完璧にする方がいいからです。

しかし、自分の勉強内容やレベルアップをどういうふうに参考書に振り分けていくのかは考える必要があります。

(1)学習内容について

例えば英語の学習内容には、発音、単語、熟語、語法、文法、英文解釈、長文読解、リスニングなどがあります。ですので、英語の参考書もそれぞれの学習内容に特化したものや複数の学習内容が学べるものなど多くの種類があります。ですので、自分が身に付けたい能力が具体的であればあるほど参考書も絞られてくるということです。

また、例えば英単語帳でも、単語だけが並べられているもの、例文が載っているもの、本文(英語長文)を通して学習していくタイプのもの、熟語も載っているものなどいろんな単語帳があります。ここでは、自分の身に付けたい能力をどういうふうに参考書に振り分けていくのかが問題となります。例えば、英単語と英熟語を別々の参考書を使って勉強するのか、1冊の参考書を使って同時に勉強するのかなどです。

(2)レベルについて

必要なのは、自分の今のレベルから目標とするレベルまでの勉強です。必要な勉強を網羅できるように参考書を選ぶ必要があります。

参考書には、易しい内容から難しい内容まで幅広く書かれているものもあれば、特定のレベル層専用に書かれたものもあります。ですので、場合によっては、同内容でも複数冊でステップアップしていくこともあります。

ちなみに、解説自体が理解できない場合は、もっと易しい参考書から始める必要があります。

(3)量について

次に参考書のボリューム、どれぐらいの時間でマスターできるかです。

もちろん分厚い参考書でもその一部だけをやるということは可能ですが、できればかける時間に合った量の参考書を選ぶ方がいいでしょう。

勉強の仕方や繰り返し勉強のことも考えて選ぶようにしてください。

4. まとめ

たくさん参考書がありすぎて何を選んでいいかわからないという方がいます。

しかし、しっかりと学習計画を立て、どんな能力をどれぐらいの期間でどのレベルからどのレベルまで伸ばしたいかが決まれば、それに当てはまる参考書は自ずと絞られてきます。

ただし、勉強方法や参考書についての知識がある程度必要なので、塾の先生に相談するのが一番いいと思います。

参考書は、置物のように買うだけでは意味がなく、マスターして初めて意味があるものです。また、目的に合っていなければ大きな成果を得ることはできません。

ぜひ正しく参考書を選び、頑張ってマスターしてほしいと思います。