内職について

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内職について

2020/06/26

内職について

堺市の塾トライプラス大野芝校は、小学生、中学生、高校生対象の堺市中区にある個別指導塾です。

今回は、内職についてのお話です。

個人的な意見ですが、参考にしていただければ幸いです。

〈目次〉

1. 内職とは

2. 私個人の考え

3. 内職をする前提条件

4. どうしても内職したいときは

5. まとめ

〈本文〉

1. 内職とは

ここでの「内職」とは、学校の授業中にその授業以外の勉強をすることです。

内職の中には、提出期限の迫った学校の宿題をやったり、定期テスト前に他の教科のテスト勉強をしたりする一時的なな内職があります。

また、それに対して続けてやる内職の場合は、受験に向けた学校以外の勉強、つまり塾の課題や自分の勉強をすることが多いです。

今回は主に後者の「続けてやる内職」について考えてみたいと思います。

2. 私個人の考え

私個人の考えでは、内職はできるだけしてほしくないと思っています。

教師としては、自分の授業中、他の勉強をされることは寝たり遊んだりされる以上に悲しいことです。

また、私自身は、授業中に他の勉強をしろと言われても、集中してできる自信がありません。

ですので私自身は内職をしたことがないですし、内職に対してはいいイメージを持っていません。

3. 内職をする前提条件

しかしそうはいっても、内職の必要を考える方もいると思います。自分の通っている高校と目指している大学とが大きく違っている場合などです。例えば、工業系の高校から文系で大学を目指している場合は、受験に必要のない理数系の授業ばかりが学校でされていて、受験に必要な文型の授業が少なすぎるということが起こります。

では内職をする前提条件とは何でしょうか。

その授業を受けなくても困らないことと本当に内職する必要があることだと思います。

まずは、その授業が受験教科でないことです。受験教科である場合は、多少授業の内容が合わないとか先生が悪いとかいっても、少なくとも授業から得られるものがあると思います。また、自分の工夫や取り組み方次第で授業をより活かせるのではないでしょうか。

次に、授業を受けなくても定期テストで困らないことも条件です。授業では内職してテスト勉強は家でやるというぐらいなら、授業をしっかりと受けてテスト勉強をしなくていいようにする方がいいと思います。

また、その授業の評定が悪くなることを覚悟する必要もあります。推薦入試を考えている方にとっては、内職は論外です。

そして、そもそも内職をしなければいけないほど頑張って勉強しているのか、勉強時間が足りないのかという問題があります。しっかりと受験勉強の計画や勉強時間のスケジュールを立てているでしょうか。

4. どうしても内職したいときは

どうしても内職したいときには、学校や先生に相談して了解してもらうのがいいと思います。難しいことだとは思いますが、夢をかなえるために精一杯頑張っていることやどうしても内職する必要があることを伝えてみてください。

5. まとめ

自分の夢を叶えるためとはいっても、学校の授業中に他の勉強をすることはあまりいいことだとは思いません。しっかりと学習計画を立てて、なんとか内職なしでいけるように頑張ってほしいです。受験にない教科の授業でも、得られるものは必ずあると思います。

どうしても内職したいときは、学校に相談して下さい。

授業と内職を同時にやろうとしたり、こそこそおびえながら内職しても効果はないと思います。そんな状態で勉強したつもりになってしまうと本当に危険だと思います。