入試本番で点を取るための勉強法!

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入試本番で点を取るための勉強法!

2020/08/25

入試本番で点を取るための勉強法!

堺市の塾トライプラス大野芝校は、小学生、中学生、高校生対象の堺市中区にある個別指導塾です。

今回は、入試本番で点を取るためには普段からどういうふうに勉強すればいいのかについて考えてみたいと思います。

それぞれの教科や内容ごとの勉強法については今までのブログでも一部紹介していますし、これからも紹介していきたいと思いますが、今回は全体的なことについてみていきたいと思います。

〈目次〉

1. テストで点が取れない原因

  a. 時間的な原因  b. うっかりミス  c. 自分の力を活かせない

2. テストで点を取るためには

3. 入試本番で点を取るための勉強法!

  a. 基礎から確実に積み上げていく  b. 基礎能力を身に付ける  c. 応用の利く理解

  d. 問題演習の仕方  e. 最後に「総合問題演習」をする

4. あとがき  

〈本文〉

1. テストで点が取れない原因

頑張って勉強しているし、自分では結構できるようになってきていると思っているのに、実力テストや模試や過去問で点が取れないということはないでしょうか。

テストで点が取れない原因はたくさんあるでしょうが、ここでは3つだけ取り上げたいと思います。

a. 時間的な原因

「時間さえあればもっと点を取れたのに、テストの時間が全然足りなかった」とか「時間配分を間違って、やればできていた問題をすることができなかった」というようなことです。

b. うっかりミス

数学の計算間違いや問題の読み間違いなど、普段できていたような問題をその場でうっかりミスしてしまうことです。

c. 自分の力を活かせない

例えば、理科や社会の知識問題で、答えが自分の覚えていた用語なのに、説明の仕方や聞かれ方が自分の覚えていたのと少し違っていたので、その用語を答えればいいとわからなかったというようなことです。

また、数学でも少し違った形で問題を出されたらわからないとか、英語でも英文法の知識はあるのに問題が解けないというようなことです。

2. テストで点を取るためには

それでは、テストで点を取るためにはどうすればいいのでしょうか。

いろいろあるでしょうが、私が最も大切だと思うのは、「簡単な問題で確実に点を取る」ということです。

テストで一番痛いのは、「自分ができる問題で点を取れない」ことです。

また、相対評価であるテストで最もあなたの成績を下げてしまうのは、「多くの人ができる問題で点を取れない」ことです。

模試によっては、各問題ごとの正答率(模試を受けた人の何%が正解できたか)を教えてくれると思います。あなたが目指す偏差値にもよりますが、正答率の低い問題であれば間違ってもそんなにマイナスになりませんが、正答率の高い問題を間違えば大きなマイナスとなります。

3. 入試本番で点を取るための勉強法!

それでは、実力テストや模試や過去問で、そして最終的には入試本番で点を取るための勉強法とはどんなものでしょうか。

a. 基礎から確実に積み上げていく

私が最も大切だと思う考え方が、「基礎から確実に積み上げていく」ということです。

理由の1つは、基礎ほどテストに必要で、基礎的な問題ほど落とすと痛いからです。

また、もう1つの理由は、基礎がしっかりできていて初めて標準ができ、標準がしっかりできていて初めて応用ができるようになるからです。

社会の暗記を例に考えてみましょう。まず、1回目の勉強では大きな流れやイメージをつかみます。そして、2回目では基礎事項だけを覚えるつもりで勉強し、3回目で標準レベルまで、4回目で応用レベルまで覚えるように勉強します。毎回前にやった内容も含めて繰り返し勉強してください。そうすれば、基本的な内容ほど何回も勉強することになるので、基本的な内容ほど完璧にすることができます。

また、数学や英語では必ず前のレベルの問題がしっかりとできるようになってから次のレベルの問題に進むようにしましょう。一気に難しいところまで含めてやろうとすると、頭の中でいろんなことが混ざり合って混乱してしまいます。そうすると、結構難しいことまでできるのに簡単な問題でも間違ってしまうというようなことが起こってしまいます。

b. 基礎能力を身に付ける

例えば、数学では計算力が必要です。せっかく解き方がわかっていても計算力がなければ間違ってしまったり時間が足りなかったりしてしまいます。

また、国語の現代文では語彙力が必要だし、物理には数学、歴史には地理が必要です。

英単語や熟語も英語をする上での基礎能力と言えるかもしれません。

このような基礎能力が不足していると、勉強の障害になったりテストで点が取れない原因になったりします。

このようなことに不足を感じた場合は、何らかの形で補ってやる必要があります。

c. 応用の利く理解

勉強の基本は、「理解⇒暗記⇒演習」です。犬=dogのような覚えるしかないものもありますが、多くのものはこの順序を守ることが大切です。

そして、本当の理解、深い理解がとても大切です。

本当に理解している、深く理解しているとは、「わかりやすく人に説明できる」、「白紙に一から内容を書くことができる」ということです。

例えば、社会で用語だけを覚えていても、それは本当の理解とは言えません。周辺の内容と合わせて説明できて初めて本当の理解と言えるでしょう。

数学でも、どういう条件が与えられてどういうことを求める時にはどうすればいいということを理由まで含めて理解することで、初めて応用が利くようになります。

d. 問題演習の仕方

テスト本番で点を取れるようにするためには問題演習も必要です。

最初は時間をかけてでもしっかり理解してできるようにしましょう。そして、最終的には適切な時間内でできるように仕上げてください。

最初から短い時間でやろうとする人がいますが、多くの場合それは無理です。結局答えを見るだけになって自分で考えて解く力が付きません。初めはとにかく時間がかかっても自分だけで解けるようにする必要があります。

また、テストは時間との戦いでもあります。少しずつ時間を縮めていって最終的には目標タイムでできるだけ多くの点を取れるようにしなければなりません。

e. 最後に「総合問題演習」をする

ある程度の範囲を勉強し終えれば、範囲全体の総合問題演習をしてください。

実力テストや模試なら過去範囲全体、本番の入試なら全範囲の総合問題の演習です。

一つ一つの範囲の問題では点が取れるのに、大きな範囲の総合問題では点が取れないということがよくあります。

総合問題では、それぞれの問題に対して、どんな知識や能力が試されているのか、自分の持っているどんな知識や能力を使って解けばいいのかを考える必要があります。

また、各範囲の勉強内容の理解が中途半端だと、いろんなことが混同、混乱することがあります。

さらに、総合問題の中には、いろんな範囲の知識や能力を総合しないと解けない問題があります。

こういったことに対応するために総合問題演習をする必要があります。

また、総合問題演習をすることによって、自分の弱点を知ることもできるし、テスト形式でやれば、テストでの適切なやる順番や時間配分などもわかってくるでしょう。

もちろん入試の場合は過去問演習が大切です。過去問演習については以前のブログでも紹介しておりますのでぜひご覧ください。過去問は自分の力試しのためだけにあるのではありません。入試対策のために過去問をどれだけ利用できるかが志望校合格への大きな鍵の一つです。

4. あとがき

現在、AO入試や指定校推薦、公立高校入試などを除き多くの受験では入試本番の一発勝負で合否が決まります。

しかし、一発勝負であるからこそ、その一発勝負で点が取れるように日頃から勉強していかなければなりません。

テストで点を取るためには、基本的な問題を確実に正解する力と応用問題にも対応していける力とが必要です。

そしてそのためには、勉強内容を深く理解し、基礎から確実に積み上げていく必要があります。

また、暗記の努力に加え、適切な演習も必要になります。

入試は本番の運や根性で乗り切れるほどあまいものではありません。

日頃の努力、本番までどれだけ力を付けられるか、対策できるかで勝負のほとんどが決まります。

ぜひ皆さん頑張って下さい。

また、トライプラス大野芝校は皆さんを最大限サポートさせていただきます。

トライプラス大野芝校でともに頑張っていければ、本当に幸いに存じます。

お問い合わせ、心よりお待ちしております。

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