「後悔先に立たず」

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「後悔先に立たず」

2020/12/18

「後悔先に立たず」

堺市の塾トライプラス大野芝校は、小学生、中学生、高校生対象の堺市中区にある個別指導塾です。

最も嫌なことの一つに後悔があります。「後悔」とは、後から悔いること、悔しがることです。

不完全な人間としては後悔を完全に避けることは不可能ですが、なるべく減らすことはできると思います。

今回は、後悔を減らすためにはどうすればいいかについて考えてみたいと思います。

〈後悔を減らすための3つのこと〉

1. 「備えよ常に」

後悔を減らすための1つめの方法は、いろんなことをあらかじめ想定して準備しておくということです。

何かをやろうとするときは、まずその何かについてよく知ることです。そして、度が過ぎてもよくありませんが、あまり楽観的にならず時には最悪のことも考えて備えておくということです。

例えば、同じ山登りといっても数時間の登山もあれば何日もかかる登山もあるでしょう。長時間をかけて険しい山に登る場合は、いろんなことをよく考えて綿密なそして十分な準備をする必要があります。そして、大切なことは、絶対必要かどうかという観点ではなくて、よりいいのはどうすることかという観点から、前もって慎重に準備しておくということです。

勉強に関しても同じです。「塾に行くかどうか」や「いつから受験勉強を始めるか」などを決定する時にも、必要かどうかという観点ではなく、よりいいのはどうすることかという観点からよく考えて決めてほしいと思います。

2. 人の意見を聞く

後悔を減らすための2つめの方法は、自分がやろうとしていることを実際にやったことのある人やそのことについて詳しく知っている人の意見を聞くことです。

自分だけで考えていてもわかりにくいことが多くあります。実際やってみて初めて気づくことが多くあります。そういったことについて少しでも後悔を減らすためには、人の意見をよく聞いて参考にすることです。

勉強に関して言えば、学校や塾の先生で、本当にあなたのことを考えてくれる方に意見を聞くのがいいと思います。最終的に決断するのは自分で、人の意見を必ずそのまま聞かないといけないわけではありませんが、参考にはすべきです。

私も塾長や教師の仕事を通して多くのことがわかってきました。その中には、確信度の低いことや特定の場合にのみ当てはまるだろうということもあれば、確実だと思うことや誰にでも当てはまるだろうということもあります。また、多くの方が陥ってしまう間違った考え方や勉強方法もあります。もちろん私が絶対に正しいというわけではありませんが、私の意見をよく聞き素直に実行してくれる生徒は(少なくとも今までは)全員が良い結果を出してくれています。

3. 計画を立てる

後悔を減らすための3つめの方法は、何でも計画を立てて計画的に行うということです。

計画を立てる重要性や計画の立て方については、今までのブログでも紹介させていただいてますのでぜひご覧ください。

計画を立てて実行することで、最も効率よく行動できるようになり、成功率も格段に上げることができます。また、何よりも後悔を減らすことができます。

勉強に関しても、日々の勉強、定期テスト対策、受験対策などどんな場合にも計画を立てることが有効です。

〈あとがき〉

後悔をなくすことは人間には不可能でしょう。また、後悔することによって成長できるという面もあるでしょう。しかし、なるべくなら後悔したくありません。また、自分の大切な人にも後悔してほしくないと思います。

塾の仕事をしていて一番うれしいのは、志望校に受かって喜んでいる生徒や保護者様を見ることです。そして逆に悲しいのは生徒が志望校に落ちてしまったときですが、その時に何よりもつらいのは生徒が「後悔」をしているということです。勉強に関して多くの方にできるだけ後悔をしてほしくないと強く思います。

今回は、後悔しないための方法について紹介させていただきました。参考にしていただいて、少しでも役に立てればうれしいです。