教室長のつぶやき。(その3)

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教室長のつぶやき。(その3)

2021/01/22

教室長のつぶやき。(その3)

堺市の塾トライプラス大野芝校は、小学生、中学生、高校生対象の堺市中区にある個別指導塾です。

今回は、教室長のつぶやきの3回目です。よろしければどうかお付き合いください。

「ポジティブ(positive)」と「ネガティブ(negative)」という対になる言葉があります。

一方、よく似た言葉に「楽観主義(optimism)」と「悲観主義(pessimism)」というのもあります。

「ポジティブ」と「楽観主義」、「ネガティブ」と「悲観主義」はそれぞれよく似た言葉で、実際同じ言葉として使われることもありますが、厳密には違う言葉であり、私は全く違うものとして理解しています。

「楽観主義」とは、何でもいいように考えることで、そこに根拠は必要としないし将来への対策もされません。

それに対して「ポジティブ」とは、肯定的、積極的という意味もあり、ただ何でもいいように考えるのではなく、今の現状を素直に認め将来に対して積極的に対策していこうという考えのように思います。

また、「ネガティブ」という言葉には否定的、消極的という意味もあり、物事を何でも否定的に考え消極的になってしまう考え方のように思いますが、「悲観主義」には本来そういった意味はなく、物事を楽観主義的に何でもいいように考えるのではなく悪いこともちゃんと想定して将来に備えていくというニュアンスがあるように思います。(あくまでも私の理解ですが)

そこで、私たちは、「楽観主義」ではなく「ポジティブ」に、また「ネガティブ」ではなく「悲観主義」にならなければならないと考えます。(ただし、「悲観主義」という言葉はどうしても誤解を受けるので、以後「慎重主義」という言葉に代えさせてください。)

そして、「ポジティブ」な考え方と「慎重主義」の考え方をバランスよく保つことが必要なのではないかと思います。つまり、慎重さを備えた上でポジティブシンキングをしていこうということです。

もちろんこれは教育についてもそうです。自分を卑下してはダメです。また、先行きを不安がりすぎるのもよくありません。ぜひ自分に自信をもって将来に対して大志を抱いてほしいと思います。しかし、それと同時に将来に向けて計画的に努力していく必要があります。

新型コロナウイルスの流行とそれに伴う経済的混乱やわかりにくい教育改革など、いろんな不安要素もあると思いますが、こういう時代だからこそしっかりと教育を身に付け将来に備えることがより大切だと思います。

少し哲学的な固い話にもなってしまいましたが、ぜひ皆さんに将来の夢を持ってもらってそれに向かって頑張ってもらいたいと思います。そして、トライプラス大野芝校がそれを少しでもサポートできれば幸いだと思います。